春は新しい生活が始まる季節。気温が上がり過ごしやすくなる一方で、実は電気トラブルが増える時期でもあります。冬から春への急激な気温変化による結露、春の雷による停電や家電の故障、引っ越しシーズン特有の配線ミスなど、思わぬトラブルが発生することも。
「エアコンをつけたら変なニオイが…」「雷が鳴った後、家電の調子が悪い」「引っ越したばかりなのにブレーカーがすぐ落ちる」なんて経験はありませんか?
今回は、春に特に注意したい電気トラブルの原因と、その対策について詳しく解説します。事前にしっかり準備して、快適な春を迎えましょう!
春に多い電気トラブルとその原因
① 結露による家電の故障
原因:
冬から春にかけての気温差により、家電の内部に結露が発生し、基板のショートや故障の原因となる。
対策:
- 家電の周りの換気を良くする
- エアコンや冷蔵庫の背面を定期的に掃除する
- 除湿機や換気扇を活用する

② 春雷による停電・家電の故障
原因:
春は気圧の変化が激しく、雷が発生しやすい。雷サージ(瞬間的な高電圧)が家電にダメージを与えることも。
対策:
- 雷サージ対応の電源タップを使用する
- 雷の際はパソコンやテレビの電源を抜く

③ 引っ越し時の電気契約・配線トラブル
原因:
新生活での電気契約の申し込み忘れ、ブレーカーの容量オーバー、家電の移動時の配線ミス。
対策:
- 引っ越し前に電気契約を確認・申し込みを済ませる
- 延長コードの使いすぎに注意し、電源タップを適切に選ぶ
- 電力会社とブレーカーの契約容量を見直す

④ エアコンのカビ・異臭トラブル
原因:
冬の間エアコンを使っていなかったため、内部にホコリやカビが発生し、春に使い始めると異臭や故障の原因になる。
対策:
- 使用前にフィルター掃除をする
- プロのエアコンクリーニングを検討する

⑤ 屋外の電気設備の劣化・ショート
原因:
冬の間に屋外のコンセントや配線が劣化し、春の雨でショートすることがある。
対策:
- 屋外のコンセントカバーをチェックし、防水タイプに交換する
- 長期間使用していない屋外電源を点検する
- 必要に応じて電気工事業者に点検を依頼する

まとめ
春は、気温や湿度の変化、新生活による環境の変化が原因で電気トラブルが起こりやすい時期です。結露対策や雷対策、家電のメンテナンスをしっかり行うことで、トラブルを未然に防ぎましょう。山田電気商会では、電気工事や家電の点検・修理も承っていますので、気になることがあればお気軽にご相談ください!