「突然ブレーカーが落ちた!早く戻さなきゃ!」
…と、すぐにスイッチを上げるのは、実は危険な行為かもしれません。
ブレーカーが落ちるのには必ず原因があります。間違った対処をすると、再びブレーカーが落ちるだけでなく、火災や感電のリスクを高めることも。
今回は、ブレーカーが落ちたときにやってはいけないNG行動と、安全に復旧する方法をお伝えします。

やってはいけない!ブレーカー復旧時のNG行動
1. 原因を確認せずに、すぐにブレーカーを戻す
ブレーカーが落ちたのは、電気の使いすぎや漏電が原因かもしれません。
何も確認せずにブレーカーを上げると、再び落ちる可能性が高く、最悪の場合、火災につながることも。
✅ まずは、どのブレーカーが落ちているか確認しましょう!
- 主幹ブレーカー(家全体の電気を管理)
- 漏電ブレーカー(漏電時に作動)
- 子ブレーカー(各部屋ごとの電気を管理)
💡 チェックポイント:どのブレーカーが落ちているかで原因がわかる!
- 主幹ブレーカーが落ちている → 電気の使いすぎ
- 漏電ブレーカーが落ちている → 漏電の可能性(要注意!)
- 子ブレーカーだけ落ちている → 特定の家電やコンセントに問題があるかも
2. 一度にすべての家電をONにする
復旧後、いきなりすべての家電をONにすると、再びブレーカーが落ちることがあります。
✅ 一つずつ家電をONにして、問題がないか確認しましょう!
- ブレーカーを戻す
- 家電を1台ずつONにする
- どの家電でブレーカーが落ちるかをチェック
💡 特定の家電を使うとブレーカーが落ちる場合、その家電が故障している可能性大!
3. 「何度もブレーカーを上げる」を繰り返す
「ブレーカーを上げてもすぐ落ちる!」
この状態で何度も繰り返すのは、非常に危険です。
✅ こんなときはプロに相談!
- ブレーカーを戻してもすぐ落ちる(漏電の可能性)
- 特定の部屋だけ電気がつかない
- 焦げ臭いにおいがする、または異音がする
ブレーカー復旧の正しい手順
🔧 1. どのブレーカーが落ちているか確認する
- 主幹ブレーカーなら電気の使いすぎ
- 漏電ブレーカーなら漏電の可能性大
🔧 2. 全ての家電の電源をOFFにする
- 電気の負荷を一度ゼロにする
🔧 3. ブレーカーを上げる(主幹→漏電→子ブレーカーの順)
- 順番を守ることで、安全に復旧できる
🔧 4. 家電を1つずつONにして様子を見る
- どの家電が原因なのかをチェック
💡 何度もブレーカーが落ちる場合は、専門業者に点検依頼!
雨の日や冬は漏電の問い合わせが急増!
山田電気商会には、特に雨の日や冬場に漏電のご相談が多く寄せられます。
☔ 雨の日にブレーカーが落ちる原因は?
- 屋外のコンセントや電線が湿気を吸って漏電することがあります。
- 雨漏りなどで壁の内部が濡れ、電気回路に影響が出ることも。
❄ 冬に漏電が増える理由は?
- 暖房器具の使用が増え、古い電気配線に負担がかかる。
- 加湿器の影響で室内の湿度が高くなり、漏電リスクが上がる。
💡 「雨の日だけブレーカーが落ちる」「冬になると頻繁に停電する」と感じたら要注意!
漏電の可能性があるため、早めに専門業者へご相談ください。

まとめ:安全第一!焦らず冷静に対処しよう
ブレーカーが落ちたとき、すぐに戻すのはNG!
まずは原因を特定し、安全に復旧する手順を守ることが大切です。
✔ 落ちる原因を確認する(漏電か電気の使いすぎか)
✔ 家電を一度オフにして、順番にブレーカーを戻す
✔ 何度も落ちる場合は無理をせず、電気工事業者に相談!
📞 大村市で電気トラブルにお困りなら、山田電気商会へ!
専門スタッフが迅速に対応し、安全な電気環境をサポートします。
ー 関連記事 ー